キイロイコ
さてみなさま「ふるさと納税」って聞いたことはあると思いますが仕組みまでご存知ですか?わたしの周りは「聞いたことある」、「お得なんだよね?」、「お肉もらえるんでしょ?」って言う人は多いけどやっている人は少ないです・・
キイロイコ
時間をかけて説明したら「そういう事か!」、「やってみる!」って言ってもらえる事が多くなり今年は実際に職場の同僚に「やったよ~ありがと~」って言われて嬉しかったのでここで解りやすく説明したいと思います。
ふるさと納税とは・・
日本各地の市町村に寄付をすることでそのお礼をもらえる制度です。っていうのはよく聞きますよね?私も最初は意味が解りませんでした。
キイロイコ
キイロイコ
このあたりが解らなくなっていましたが私流にザックリと説明すると。
今が2018年だとするとその年の12月までに50,000円ふるさと納税すると、2,000円の手数料引いた48,000円を翌年の2019年の住民税から引いてくれるって事なんです。(ワンストップ納税制度を使用した場合)
<例> 金額は解りやすい数字で表現しています。
2018年に毎月10,000円×12=120,000円住民税を支払っています。何もしないと翌2019年も通常なら毎月10,000円×12=120,000円の住民税を毎月払う計算になります。
ただ、ふるさと納税を上記の金額していたら120,000円から-48,000円引いた72,000円を12で割った6,000×12でよくなるので毎月の住民税の支払いが4,000円も安くなります。
ふるさと納税とは翌年に払う予定の住民税を先に前年に払っておくというだけで先に払うかそのままその年に払うかの違いで、翌年安くなるのは前の年に払っているから当たり前なんですよね。
キイロイコ
そこなんですが翌2019年に住民税として支払えばそのまま税金として国に支払われますが前年にふるさと納税で払うと寄付という形での納税になります。ここに大きな差がありまして寄付として市町村に払うとその自治体からお礼の品(返礼品)がもらえるんです。
例えば50,000円の寄付でもらえるもの・・
・10,000円でお米15キロ
・10,000円でカニ
・10,000円でビール
・10,000円でうなぎ2匹
・10,000円でお肉
キイロイコ
ふるさと納税の注意点
注意点というより私がまず困ったことは先に支払う税金分の50,000円を捻出することでした。お得なのは解っていますが急に50,000円もの出費に抵抗がありました。一番のハードルはそのお金を先に用意することだと思います。
・2,000円は自己負担
最初にも少しありましたが上記のお礼の品をもらうのに2,000円は自己負担になります。(この自己負担って解りにくいので私は手数料って考えるようにしています。)
「10,000円の寄付×5件なら自己負担は2,000円×5件の10,000円なの?」とよく聞かれますが何件しても例えば寄付の額が100万円でも自己負担額は2,000円です。
・寄付可能な上限額を知ろう
人それぞれ支払う税金は違います。そしてそれぞれに寄付可能な上限額があります。この上限を調べずにふるさと納税をすれば上限を超えた分は自腹になります。ふるさと納税をするときは必ず上限をシュミレーションで調べましょう。
・納税には期限がある
日にちでいうと12月31日までですが、ワンストップ納税制度を利用される場合は余裕を持って12月20日くらいまでにしておく方がいいでしょう。
・同じ自治体に何度も寄付するのは確認を
ふるさと納税額が多い方は1年に何度か同じ自治体に寄付しようと思われる方もいらっしゃると思います。ほとんどの自治体で「何度でもOK」となっていますがたまに一度限りにの返礼品もあるので念の為に商品ページにある記載をチェックしておきましょう。
・クレジットカードで支払う場合は申込者名義のカードを使うこと!
ご主人の名前で申し込むのに支払いは妻名義のカードでは対象になりません。かならず申込者名義のカードで支払いましょう。
ふるさと納税の流れ
①納税可能額を調べる
まずは自分がいくらまで納税可能か調べてみましょう。雑誌や本では簡単な表で案内がありますができればちゃんと詳しくシュミレーションする事をオススメします。
「ふるさとチョイス」や「楽天ふるさと納税」のサイトではシュミレーターがあるので空欄を埋めるだけで目安を知ることができます。さらに前年の源泉徴収票を用意できるとより詳しく算出できます。
②納税するサイトを選ぶ
地方自治体に直接申し込むこともできますが、せっかくなのでより得するようにサイトを利用しましょう。ふるさと納税サイトも年々増えてきていますがそのなかでもオススメのサイトをご案内します。
楽天ふるさと納税
みんな知ってる「楽天市場」でおなじみの楽天が運営するサイトです。こちらのオススメポイントはなんといっても納税するだけでポイントが貯まる!後で詳しく話しますがふるさと納税はお買い物マラソンのカウントもされるのでスーパーセールの時期に行えば自己負担の2,000円なんてすぐに取り返せます。
そして私が実際驚いたのが貯まっているポイントでふるさと納税が買えるんです。期間限定ポイントでもOKなのでポイントで税金払っちゃいましょう。
他にもオススメのポイントとしては「ふるさと納税ってやり方難しそう・・」って言う初心者の方にオススメです。楽天市場でお買い物をするように商品を選んでカートに入れて決済ってほんとに簡単にできちゃいます。
さとふる
さとふるのオススメは納税するとその金額の1%のAmazonギフトカードがもらえます。こちらはキャンペーンでたまに倍になってたりするのでその時をねらってみるのもいいかと思います。
ふるなびの中で私が選んでいるのは静岡県小山町のAmazonギフトカードです。こちらは25,000円納税したら10,000円分のAmazonギフトカードがもらえます。
ふるさとチョイス
掲載数NO.1のふるさと納税サイトです。お礼の品の登録がダントツなので欲しい物がなんでも見つかるのが魅力です。納税可能額のシュミレーターも細かい部分まで入力して計算してくれます。
エフスタイル
こちらは女性にオススメのサイトです。「ジェラートピケ」、「バルミューダのトースター・ケトル」、「エルゴの抱っこひも」など人気ブランドが多く取り揃えられています。
③返礼品が届く
ここで注意が1つ。ふるさと納税は申し込み時に配達日時を指定できない場合が多いです。私の失敗例ですが初めてのふるさと納税ではしゃいでお肉を3件の自治体に申し込んだのですが、運悪く3件とも同じような日に届き冷凍庫がパンパンで全部入りきらず周りの人にお裾分けする事態になりました。
あとはお米が切れそうだったのでふるさと納税で米を選んで到着を待っていましたが結局2ヶ月以上経ってからの到着で更に切れたお米を買ってすぐの到着で悲しかったです・・。
このような私の失敗例にならないように一気に申し込む場合は保管場所も考慮しましょう。
④確定申告、またはワンストップ制度を利用して税金の控除をうける
これをしないと来年の住民税から払った分を引いてくれないので必ず行いましょう。
確定申告 (その年の支払った所得税から還付・残りは翌年の住民税から控除)
確定申告をしないといけない人。
(ワンストップ納税制度を使えない人)
・自営業など個人事業主の方
・6ヶ所以上の自治体に寄付した人
確定申告って聞くと難しそう・・・っていうイメージがあると思いますが、国税庁のホームページに「ふるさと納税をされた方」というページがあり確定申告書の作成方法から書面の提出まで丁寧に説明してくれています。
キイロイコ
ワンストップ納税制度 (翌年の住民税から控除)
年間に5自治体までの寄付ならそれぞれ寄付した自治体に申請書を送付するだけで確定申告が不要になります。(6回以上ふるさと納税を行っていても同じ自治体に何度か申し込んでいて自治体の合計が5自治体以内になるなら利用できます。)
キイロイコ
確定申告のやり方とワンストップ制度のやり方について詳しくはこちら⇒
まとめ
ふるさと納税はお得なことしかない!手続きは少し面倒な部分もありますが、毎年行っていると、どんどん慣れてきます。この一手間で毎月の生活が楽になるのは間違いなし!
毎日の生活費を削減したいなら「お米」・「ビール」の食料品だけでなく「洗剤」や「ティッシュ」などの日用品ももらえます。ちょっと贅沢したいなら「ステーキ」や「カニ」、デザートで「マンゴー」などもいいですね♥
まずはいくらできるかをシュミレーションしてサイトで欲しいものを探してみましょう。
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